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オプション取引のSQについて
ここでオプション取引のSQについて、もう少し詳しく学んでみましょう。
SQというのはスペシャルコーテーション、つまり特別清算値という意味です。
ここでは日経平均オプションが対象になりますので、SQ当日は日経平均の朝の寄りつき値がSQ値となります。
この時の寄りつき値というのは、通常、私たちが朝の始値として見ている数値ではなく、通常のものは225種の銘柄が全て寄つかなくても気配値で算出し、午前9時過ぎに便宜上の始値として発表しています。
しかしSQ値は清算値ですから、225種全ての銘柄が完全に寄りつくまで待つことになりますので、多い時には日経平均株価で200〜300円ぐらいの差が出ます。
この日経平均株価とSQ値の差異については、後ほどスペキュレーション売買というオプションの超短期売買の項で詳しく述べますが、とにかくこのSQ値と私たちが選んだ権利行使価格との差異がプラスであれば、そのプラス分が手元に残り、0かマイナスであれば、投入資金が0になるというのが自動権利行使という仕組みです。
このようにSQというのは、簡単にいえば、証券界が無理やり自分たちの都合で作った毎月の決済日に合わせた動きをすることが多いです。
その証拠に、SQが近づくといろんな思惑が入り混じって、オプション買いは激しく振幅を繰り返すことになります。
先物とオプションのSQが重なる3月、6月、9月、12月の4回のSQは、大資本同士の戦いが行われるため、市場参加者はその当日を固唾をのんで見守ることになります。
さらに、この4回のSQは日銀もかなり気にしていますので、公的資金を通じての買い支え的なことが行われることもあります。
新たに参加する場合は、このようなオプション取引のSQについてをより理解した上で売買をしていかないと、大切な資金を失っていくことになります。
現在および将来にかかわらず、生み出される金融商品は全てが大資本のためですので、決して素人の一般投資家のためのものではないということを強く認識しなければなりません。
毎月1回確実に訪れるSQ、相場の流れとは無関係に設定されたSQ、そして時間は毎日確実にSQに向かって減っていきます。
このSQに合理的に対処できるのかを考えることがオプション取引で勝つための実践戦略となります。
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